【新唐人2017年01月05日】
中国陝西(せんせい)省の高校で新年を祝うイベントが中止になったことをめぐり、生徒約千人が抗議デモを行いました。
中国メディアによると、ミニブログへの書き込みから、デモを起こしたのは陝西省咸陽(かんよう)市の普集高校の生徒たちで、校長の名前を叫びながら本を燃やして上の階から下の階へ放り投げ、教室の中で花火を打ち上げて抗議したとのことです。ミニブログに投稿された写真によると、本と見られる物が燃やされ、階下には紙くずが散らかっていました。
同校の生徒の話によると、同校では毎年新年のイベントとしてクラスごとに祝賀会を催しており、今年も例年通り準備が整ったところに突然学校側から中止するようにとの通達があったことから、生徒の不満を買い、約千人がデモを起こしたということです。
一方、同市教育局の職員はこの事件は昨年12月29日に一部の学生がいたずらで紙を燃やしたのがきっかけで起きたが、2分後にすぐ止められたとし、ネットで広まっているような、教室で花火を打ち上げる事実はないと話しています。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/12/31/a1304646.html(中国語)
(翻訳/吉田)